深谷さん誕生会。

TOKI ART SPACEにて、展示を観に行ったら、目当てのSさんの他、踊り繋がりのOさんにバッタリ。そのOさんの写真を撮った方にも遭遇。そして、近くで展示をしているらしいAちゃんに遭遇。

art&space cocokaraにAちゃんの展示を観に行くと、知人、Sさんの展示もしていることを知る。中に入ると、Sさんのところに、Nさんがきていた。

さらに、奥のイベントでは、以前共演したRさん。

声はかけなかったが間違いない。

ひとつのところに行くだけで、数珠つながりだった。

 

深谷さん誕生会。

深谷さんのダンスに対する熱い思い。

ひとりひとり、みんなも深谷さんにひとことふたこと言う。

わたしが初めて深谷さんを観たタイミングは、深谷さんにとっても、新しい始まりのタイミングだったらしい。

その後、数ヶ月後?ほぼ無名のわたしのダンスを観て終演後、感想をくださったのだ。

そして、深谷さんのワークショップに初参加して、なぜだかハマってしまったのだった。

 

深谷さんは、いろんなことを踊りの作品にして、昇華してきたという。

 

やってみよう。

 

地面

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言葉はナイフ

夫の家系の墓参り。

みなさん、昔話などをしていらっしゃる。

夫とは不思議なことに気が合うことはよくあるが、夫の家族と自分の家族はだいぶ違う。

自分の家族はつくづく、ひっそりと肩をひそめて、暮らしてきたように思う。

それが悪いとか良いとかではなく、そうするより仕方なかった。そうならざるを得なかった。そういうふうにして自分達を守るしかなかった。

その反動で、わたしはいつもずっと抜け道探している。その抜け道は妄想を生み、創作や表現、好きなことに没頭することが自分をやり過ごす生き方だと思っていた、思っている。

こう書くと暗い。とても暗い。でもその通りなのだ。

墓参りが終わり、夫と昼食、そして、駐車場で寝ていたら、ものすごい雷雨。

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葉っぱがはりついた。

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ローソンと水滴f:id:hitomimi269:20170821231813j:image

 

夜、OKHP。すみだJAZZの影響か、人が少なめ。

2巡目まで楽しく踊っていた。

3巡目の出来事。

「かわいいこ、見たいんだから、出てくんな。かわいい子だけ見たいんだよ」

とナイフのような言葉が振り落とされた。

 

気にするのをやめようと思ったけど、ジワジワと出血していくみたいに、その言葉が身体に染み込んでゆき、ちからが奪われてゆく。

 

消えたかった。消えたように思えた自分が。

 

踊りが変とか下手とか言われるのより、存在そのものを否定される言葉が痛かった。

心を自覚するより先に、身体が反応して、涙がこぼれた。

 

本人と話して誤ってくれたが、出てしまった言葉は消えない。

 

他の人。数人、優しかった。

 

世田谷区、地面。

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わたしの釜ヶ崎2017


釜ヶ崎のことを知ったのは大学の授業を受けに行った頃。その頃は、少し通り過ぎただけ。
足を踏み入れたのは、2012年夏。

 

それ以来、毎年夏、釜ヶ崎に来ている。
最初は、即興楽団Udje()の活動で。昨年からは夫と活動しているバンド、Juzuで来ている。


今年も釜ヶ崎に行った。ウジャのメンバーにも何人か会った。前からいる人と知らない人。
ふと、ここにいたけれど、今はもうここにいない人のことを思う。それぞれのいない理由。それぞれの場所。それぞれの役柄。

 

大阪の人が夫に「妃美くんをよろしく」「娘をよろしく」と父親が言うみたいになっていた。
とても嬉しく、どこか気恥ずかしい。
本当の父親とは、もう20年以上会っていない。

 

大阪のダンサー、デカルコ・マリィさん。初めに釜ヶ崎で観てかっこいいと思った。東京でも観た。年に1回六本木の妙善寺でライヴをする。父親の先祖の墓がある寺の近く。

 

Earthの前で薺さんに写真家の秋久さんとCallumさんを紹介してもらい、難波屋のライヴにも来てくださった。

 

村上さんのおかげで難波屋で釜凹バンドと対バンでライヴ。ライヴができたこと、関わってくださった方々、登さんの打ち上げ、ひたすら感謝。

 

Earthの寺川さんに教えてもらい、オーストラリア人のMiriamさんとインドネシア人のAgustianさんのライヴを観た。どこかにワープするような音楽。

 

詩人の上田假奈代さんのワークショップに参加。
知らない人とインタビューをしあって、そこからヒントを得て詩を創作するというもの。
「彼方のカナダ」という詩を創作。後から知ったが、相手の人が滞在したことのある土地は「カナタ」だったらしい。わたしはダジャレのつもりが、不思議な偶然。

 

帰る日の夕食。隣の席になった韓国の大学生の女の子。話をしているうちにJuzuの動画を見せることに。


これはすべて、釜ヶ崎滞在中、徒歩5〜15分以内くらいの出来事。いろんな人、いろんな土地が交錯した時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼんやり

帰宅して片付けして、歯医者へ。

 

窪みを少し埋めてもらう。欠けたと思っていたのは、保護剤だった、歯ではなかった。少しホッ。

 

電車が途中で止まり40分くらい電車が動かない。

そういえば、大阪ではほんの少ししか電車に乗らなかった。

 

整体に行って整えてもらう。左足がビリビリする。

 

夕飯を作り早めに就寝。

 

雨雨の地面。

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大阪最終日

ココルームで朝粥。

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そして、珈琲が飲みたくてうろついて喫茶店。

のち、通天閣あたりまで歩く。

途中にSwing Masa Jazz Houseという猫とJazzの店に立ち寄る。

コーヒーを飲んだばかりだけど、西成の寄付になるということで、100円で珈琲を飲む。

その後、猫のプレートでペンダントや、猫のプレートの置物を買う。

夫に猫のプレートを選んでもらうが、それがさっきわたしが見た中で一番良いと思ったものを選んだのでビックリした。

 

昼は天王寺近くでたこ焼き。やまちゃん。

ダシが効いていておいしい。

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ココルームに戻って、詩人の上田假奈代さんのワークショップ。

知らない人同士で二人一組でインタビューしあい、そこからヒントを得て、詩を創作するというもの。

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行きたい場所について。

わたしは、神奈川の海だった。キレイな色ではないけど、懐かしい砂浜。

砂の上に立っていると波で足元がさらわれる。

あの感触が好きだった。

あとは、地面の写真を撮っていることを話す。

 

相手の話はカナダだった。

友達のいるカナダに行きたいと。

「彼方のカナダ」という詩を書いたら、後から知ったが、相手の滞在していたのは、「カナタ」というところだったらしい。

カナダの国名の元になったところ。

 

その後、三角公園に行って、書道コーナーで書道を書いたり、書道をすすめたりした。

それぞれの人がそれぞれの言葉やなにかを持っている。

わたしたちが泊まった部屋に、かわいいイラストがたくさん描かれていた。それを描いたご本人に対面した。かわいらしい人でした。

 

戻ってきて、振り返りの時間。

ココルームに一ヶ月滞在しているという女の人は神奈川県の人だった。

もう一人おじさんで、神奈川の横須賀から来たと言っていた。

 

釜ヶ崎は、いろんなところから釜ヶ崎に来ているのだと、假奈代さんは言う。

 

ココルームで夕食。

 

子供二人とそのお父さん、韓国から来た大学生と高校生の女の子と同席になる。

私たちの活動などを話し、韓国の大学生の子にJuzuの動画を見てもらう。

 

夜、大阪に向かって高速バスへ。

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地面。

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おもいつきで

ココルームの朝粥。

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以前も行った喫茶店で珈琲。

夫はアイスコーヒー。

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氷もコーヒーで出来てる。

 

三角公園にて、釜ヶ崎夏祭り。

釜凹バンドの釜凹アワー。

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やはり登さんのパッションはムードメーカーであった。

 

昼は近くの食堂で他人丼。

お店のおばさまが上品。

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レイバーZ、とてもかっこよかった!

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なんとなく、住吉神社へ。

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木が神様。

 

そして、また盆栽カフェにて、かき氷。

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 大きさがすごい。

 

電車がかわいい。

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Earthにて、オーストラリアから来たMiriamさん、コラ奏者と、インドネシアのAgustianさん、笛奏者のライヴ。

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ガラス2枚を選んでハンダ付けしてアクセサリーにしてもらう。

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地面は三角公園

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おもしろ看板。

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おもしろ自転車。

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難波屋ライヴなど

朝、大阪着。

モーニングのある店を探すも見つからず不機嫌。

たまたま見つけた安価なところに入る。

意外と正解。

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ココルームに向かい、荷物を預ける。

ココルーム、いろいろかわいい。

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あべのハルカスの昆虫展に向かう。

 

標本を色々見たのち、生きているカブトムシが放たれている編みの中に入る。

子供たちがカブトムシをオモチャ、いや奴隷のようにあつかっていて、命を落とすカブトムシが多数。

いたたまれない。

少し触ってその場を去る。

 

ツギハギの家。

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前に行ったことのある、お好み焼き家。

二人でやっていて大忙し。値段は安くて美味しい。

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ココルームにチェックイン。

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少し寝た後、Earth前へ。

大阪の方々の見知った顔を見かける。

デカルコ・マリィさんのパフォーマンスに身が引きしまる。

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難波屋へ。

釜凹バンドは、ボーカルが入れ替わるスタイルで、それぞれの持ち味の人間味が生きる曲でじんわりする。

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Juzuの番、サウンドチェックになり、いきなり音が大きくてあかん、このバンドあかん、と言われて焦る。

これの為に来たのに、ライヴが出来なかったら辛すぎる。

なんとか、ボリュームを抑えてやらせてもらう。

ライヴをやってみたら、知人も見にきてくれて、デカルコ・マリィさんたちも入ってくれて、登さんも入って面白かった。

来ていた人たちの一部には受けた。多分。

 

打ち上げの代金を登さんがもってくれて、いろいろ話す。

とてもありがたい。

 

間に入ってもらった、村上さんにも感謝しきりである。

 

義理と人情のまち。

 

帰宅途中、背中や腰が謎の痛み。

 

部屋に戻ったのち、入浴後、アンメルツを塗ってもらおうとしたはずが、間違えてムヒを渡して、塗ってもらっていた。

汗拭きシートでふいてもらい、アンメルツを塗った。

それから、数時間、背中が火傷のように熱く、汗がだらだらと出てきて、頭痛もして、生命の危機を感じ、慌てて、シャワー室にいき、背中を流して、パジャマも取り替える。そして、残りの水を飲み干す。

 

まだ熱くて、扇風機をつけて、その前で涼んだら回復した。

 

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Earth前の地面。