本番
本番いちにちめ。
わたしのじっけんの日ではなかったが人のじっけんに乗っかる。
嘘と本当。
これは話しているうちに、逆転することがあるような気がしている。
衣服と皮膚と空間。
衣服は延長すると、空間なのではないか。または小さい空間が衣服なのではないかともおもえてくる。
自分のアイデンティティ。
思い浮かぶものを10個書く。
ひとつずつ消していく。
これは、自分の答えは、もうわかっていた、決まっていた。だとしたら、そこに向かうしかなかった。
言葉のつたわりかた。
言葉を棒読みで読む、母音で読むなど、すなわち、言葉の意味と切り離して、言葉に感情を持たせずに読む。
なせだか音楽のようにも聴こえてくる。
なせだか刺さる時がある。
外側から自分を見る。
自分の鼻を描く。鼻をバージョンアップさせる。
自分の鼻をただの物のように。
地面は謎だらけ。